周囲の理解が最良の薬

心の病気の治療のためには、心の病気で悩んでいる方々の周囲の人々が、心の病気について正しく理解する必要があります。

周囲の人の理解が絶対に必要です。

周囲の人の理解が、心の病気で苦しんでいる人にとって、最良の薬となる場合が多々あるからです。

心の病気で悩んでいる人の生活の様子を見ていると、怠けているように見える場合があります。

だらだらした生活をしているように見えてしまい、「努力が足りない」とついつい思いがちです。

しかし、決して怠けているわけではありません。

心の病気を発症すると体が思うように動かず、食欲・性欲も低下し、以前は楽しんでいた趣味にも興味がなくなり、重症の場合は生きている心地さえしない場合もあります。

このような心の病気の症状については、周囲の方々が理解する必要があるのです。

周囲の人が心の病気について正しく理解すれば、周囲の人は心の病気で悩んでいる人に対して、適切な接し方ができるようになるはずです。

そして周囲の人が、適切な接し方について理解すれば、心の病気で悩み続けている人の気持ちはかなり救われるものなのです。

あなたの身近に、心の病気を発症し悩んでいる人がいるのであれば、心の病気について理解のある接し方を勉強してみてはいかかでしょうか。